−オーガニックライフのご案内−

従来の綿製品と何が違うの、なぜ今「オーガニックコットン」?

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オーガニックコットンが生まれるまで


アメリカの有機農場で生まれた地球にやさしいコットン
―日本オーガニックコットン流通機構案内より抜粋―

オーガニックコットンはアメリカの有機農場で生まれます。人参・ブロッコリーなどの野菜を育てる畑で、輪作作物として常に脇役的存在にあり、長い間かえりみられることはありませんでした。ところが環境問題が声高に語られるようになり、この有機栽培綿が、自然と調和した究極の繊維素材として一躍舞台の中心に登場しました。
アメリカの近代農業は、広大な農地に対して大型機械の導入と飛行機による農薬散布のおかげで大規模な農業が実現し、誰しも科学技術の勝利を疑うことはありませんでした。ところが1962年にアメリカのレイチェル・カーソン女史は「沈黙の春」という農薬による生態系の破壊を告発する本を出版し、改めて化学農薬の恐ろしさを広く一般に伝えたのでした。春が来ても虫も鳥も鳴かない、不気味な未来の姿を描いたこの本が著わされて30年後の現代、この告発が現実の問題として注目されています。

■アメリカ有機農業のあゆみ
今から20年ほど前、カリフォルニアの一部の農業者たちが農薬を使う農業に決別し、昔ながらの有機農業に戻っていきました。彼ら自身、農薬の最初の被害者たちだったのです。
その後、志を同じくする肥料メーカーや農薬のセールスマンから転身した有機農業の指導者たちなども協力して、着々と事業を広げ、今ではしっかりとした技術と管理組織をつくりあげました。
化学農薬の自然破壊力や健康障害を知り尽くしたアメリカの有機農業こそ世界で最も信頼できる安全な農業といえます。 オーガニックコットンは、種の段階から生育中、刈り取り、保管まで、一切の化学肥料・除草剤・殺虫剤などの農薬を使わず、自然の生態系を生かした方法で生産されています。化学肥料に代えて有機野菜の残滓や海草などから作る堆肥を使い、害虫に対しては天敵昆虫で駆除します。

綿の栽培で最大の農薬汚染は枯葉剤の使用です。機械による収穫の場合、葉や茎もすべて絡み取ることから、葉や茎が完全に枯れていなければなりません。生きている葉から葉緑素が綿にシミをつけてしまうからです。綿は11月までまてば自然に枯れますが、一般の綿農業者は、一刻も早い資金化の必要から8月中旬頃に枯葉剤の空中散布を行います。これにより近隣の自然は失われ、住民の健康を著しく害しています。さらに20%近くの農薬は空中に舞い、大気に混じり地球をめぐっていきます。海の向こうの他人事とできない身近な問題なのです。オーガニックコットンは、水の供給を抑えて枯れる時期を早め、自然に枯れるのを待って収穫しています。

■生産者の良心 
この地球で最も天然性にこだわった素晴らしい綿素材を、なんとか生かせないかと取り組んだ紡績会社があります。ノースキャロライナ州にあるデュラン社です。化学薬品処理をせず、安全な天然の材料を使い、糸にそして生地に加工しています。

時代は「便利な方が良いという価値観から、天然自然の本物を求める時代」へ移行してきています。
オーガニックコットン製品は、原綿から糸へ、糸から生地へそして各種の製品まで、各段階の「生産者の良心」が伝えられて消費者の元に届きます。そしてオーガニックコットン製品を買い求めた消費者は、これら生産者の人々を支援したことになり確実に自然環境が改善されてゆきます。


◎アトピー・アレルギー症・化学物質過敏症などの方にも安心して使用頂ける商品
オーガニックコットンは、日本ではアトピー・アレルギー症の対策用の衣料素材としてデビューしました。アレルギー症の原因の一つに、生活環境の中に多様化されている化学物質があり、医療関係者はできるだけ化学処理のない天然のものを選ぶことを薦めています。

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